4ドアGT-Rは'97年のスカイライン誕生40周年を記念し、(株)オーテックより販売された。
'97年12月8日発表、'98年1月16日販売開始。
40周年記念車構想から生まれた4ドアGT-R復活案。
コンセプトは『
さりげなさ、大人のセダン』
スカイライン4ドアセダンベースと2ドアGT-Rベースの試作車が作られたが、2ドアGT-Rを採用。
2ドアGT-Rのシャーシーをベースに、フロントは2ドアGT-R、
リアのコンビネーションは4ドアセダンのものを使用、リアドアとリアフェンダー(含Cピラー)は新設された。
シャーシー剛性は、2ドアGT-Rと全く同じ。
ボディ補強は工場側に反対されたが、設計者側の説得により、2ドアGT-Rと完全に同じものが採用された。
リヤスポイラーもデザイン・試作されたが、『さりげなさ』を優先し採用を取りやめた。
フロントバンパー冷却口・リップスポイラーも同様、こちらは既に生産終了している前期型を利用。
リアドア・リアフェンダーは新たに金型をおこした。金型は3000台以上生産しないと利益はでないらしい。
まさに採算度外視。
リアシートは専用設計。
乗車定員は4名。全車、寒冷地仕様。
設定ボディカラーは、#KR4 ソニックシルバー、#QM1 ホワイト、#LP2 ミッドナイトパープル。
日産村山工場で生産、最終仕上げを座間事業所で行ない、出荷。
市販車1号車は1月12日に座間事業所へ入庫、その日にラインオフ。
雑誌等からの情報をまとめたものです by Infinity 2001.8.7
総生産台数447台
生産終了後、(株)オーテックジャパンに問い合わせたところ、『総生産台数は400台あまり』と言う回答を頂きました。
日産から何台かづつ工場に入り、それを順不同で仕上げて出荷するため、工場出荷日は車台番号順になっていないとの事です。
2002年末、関係者より447台の確認を得ました。
2000年10月より
Autech Versionの車台番号のアンケート調査を開始し、
協力者のみにアンケートの集計データをOwner's Roomで公開しています。
あなたの愛車の車台番号も表に載せませんか?ご協力お願いいたします。
GT-R Autech Version を紹介しているホームページ
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